パン教室開催準備の話
いずれパン教室を始めたいと思った私ですが、どこかの協会に所属しているわけでも無く
フリーの講師になるのに資格はいらないと知っても、自信もありませんでした
色々、調べると<宮島学園製菓専門学校 通信課程C-net>を知りました
2年間、スクーリングで座学や実習もあり、終了後には製菓衛生士の受験資格も得られます
パン屋のパートも経験したり、専門学校以外でも気になる講座はとにかく受講しました
レッスンの試食時には紅茶を飲んでいただくのも、ちょっとしたミニレッスンをしたくて、通信や札幌の紅茶教室で学んだり、台湾茶のレッスンにも通いました
製菓衛生士の資格も取りましたが、どのように始めたら良いか分からず、先ずは、無料で友達に生徒役をお願いしました
やってみると、自分の頭の中で考えたようにいかない事が、たくさん!!
特に、パンを作ったことの無い方に分かるように説明する事の難しさは、実際に生徒さんがいてやってみないと分からない事
後は、段取りをスムーズにすること、パンは発酵時間など待つ時間も沢山あり、その間に流れ良く進めていくのは、思ったよりも難しいものでした
しばらくすると、友達が「悪いからお金を払うね」と言ってくれたのがきっかけで、2000年4月、エピ工房が誕生しました(本当は、初めての生徒さん役を引き受けてもらって、こちらからお支払いしたいくらい助かりましたよ~)
エピ工房を始めましたが、どのように宣伝するのかも、だれも教えてくれません
一番初めにしたことが、メールで繋がっている方に、教室を始めた事、興味がありましたらぜひご参加くださいと送り、嬉しい事に数組通ってもらうことが出来ました
知り合いということで、楽しいと同時に、お金をいただくので初めは緊張しながらだったと思います
少し自信がつくと、知り合い以外の方にも知っていただくために、ご近所のカフェに教室の案内を置かせていただきました
半年ほどお申込みが無く、やはり難しいと思った頃、真駒内地区の新聞の販売所の方からご連絡をいただき、ミニコミ誌に掲載していただくことが出来ました
それからは、ご近所の幼稚園ママ友グループから始まり、少しずつ広がっていきました
またある日、他の方はどのように教室を開催しているのかと思い、検索をしていると
<クスパ>というサイトを見つけました
全国の料理、パン、お菓子の教室登録サイトです
私も登録させていただき、そこからは、遠くから来ていただく生徒さんも増えていきました
今年の4月で、10年目に入りますが長く続けられたのは、試食時の皆さんの笑顔をもらえることで、やりがいを感じられたから
色々な方と知り合い、お話できるのは、教室をやっているからこそ出来ること
少しずつ生徒の皆さんにエピ工房は育てていただいた気がします
単発レッスンですので、月によっては生徒さんが少なくなることもありましたが、ゼロの月が無いので、心も折れず来れたんだと思います
10年目に入り、気持ちも新たに、パン作りを通して
<上達する喜び、美味しいパンを作ることが出来る楽しさ、人に喜んでもらえる嬉しさ>
をお伝えしていきたく、益々、私も楽しんでいきたいと思います
皆様、よろしくお願いいたします♬
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